2011年2月1日火曜日

"数学読本〈6〉線形写像・1次変換/数論へのプレリュード/集合論へのプレリュード など"の第23章(数学の中の女王 - 数論へのプレリュード)の23.2(合同式), 合同式の除法の問8を解いてみる。



問8

2^{10}=1024\equiv 24,\ (mod\ 100)

2^{20}=24^{2}\equiv -24\ (mod\ 100)

2^{30}\equiv -24^{2}\equiv 24\ (mod\ 100)

...

2^{100}\equiv-24\ (mod\ 100)

よってそれぞれ、100で割ったときの余り(すなわち、整数を十進法で書いたときの下2桁の数)は

2の10乗は24, 2の20乗は76, 2の100乗は76

同様に、

2^{100}-1\equiv-25\ (mod\ 100)

(2^{100}-1)^{99}\equiv-25\ (mod\ 100)

(2^{100}-1)^{100}\equiv 25\ (mod\ 100)

となるのでそれぞれ求める値は、75, 75, 25となる。

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